Prologue 屋上、夜明け ♪Santa Fe(Prologue)/NEWSIES
NEWSIES JAPAN2021
(非公式の書き起こしです)
🎶Overture
Prologue 屋上、夜明け
ジャック:どこ行くんだ?朝の鐘はまだ鳴ってない。寝てろよ。
クラッチー:他の連中より先に降りたいんだ。
誰にも見られずに。
俺歩くの下手だからさぁ。
一人で生きていけないと思われたら、感化院に入れられちまう。
ジャック:ぶつくさ言うなよ。
脚を引き摺って憐みを乞う奴らは沢山いる。お前の脚は、金を産むんだ😏
クラッチー:…ねぇジャック手伝ってよ。降りたいんだ。
ジャック、クラッチー:おっとっとっ
ジャック:残りの脚もダメにしたいのか?
クラッチー:…降りたいだけだ😏
ジャック:すぐに降りることになるさ。
NYのゴミくさい街からぐーーんと天高く登ったここ、俺のペントハウスでなんか飲んでけよ
クラッチー:…お前って本当変わってる
ジャック:俺が綺麗な空気と、空と、星が好きだからか?
クラッチー:あぁ…確かに目に星が飛んでる
ジャック:このビルの下にある街は、俺の親父の人生を変えた。長いことひどいボスどもにこき使われて、親父は倒れた。
すると、あいつらは親父をまるで昨日の新聞みたいに道端に捨てやがったんだ。
…でもまぁ俺は誰にもそんな扱いはさせないけどな。
クラッチー:でもみんな何かを求めてニューヨークに来たがってる。
ジャック:ニューヨークは成功した奴には良い街なのさ。
だがクラッチー、この外には全く違う生き方があるんだ。
お前はこのニューヨークでちっぽけな暮らしを守っとけよ。俺は小さな街で、でっっっかく暮らすんだ!
🎶Santa Fe
人は憧れるニューヨーク
俺は出たくて仕方ない
西部の果ての新しい小さな町へ
行ったことはないけど
はっきり見える
お前も望めば見える
目を閉じ ついてこい 緑あふれる国へ
土壁の家が並ぶ
帰り着いた途端に 友が迎えて言うんだ
おかえり 故郷はSanta Fe
耕し 薪を割り 焚き火囲み語り合う
日曜は寝てるさ一日中
友達は家族以上で
泊まってゆけと言う
最高の生き方さ Santa Fe
クラッチー:そこに家族がいるの?
ジャック:どこにもいないさ。お前は?
クラッチー:必要ない。ダチがいる。
ジャック:お前も来いよ。
サンタフェじゃお前の脚を気にするやつなんていない。
お前は黄金の馬に飛び乗って格好良く乗りこなすだけさ。
クラッチー:ヒャヒャーイ見ろよ格好いいだろう?
ジャック:何週間か綺麗な空気を吸えば、その松葉杖も放り出せるぜ!
🎶
Santa Fe
ここでは誰も争わず
常に等しく扱われる
生きる価値ある人生
この手で掴もう
太陽 追いかけ
泳いで 渡る Rio Grande
立てる 走れる
🎶
ジャック:大丈夫か?
🎶
俺たちは家族だろ
見捨てたりしないさ
もうすぐ列車は着く Santa Fe
🎶
ジャック:夢を見る時間は終わりだ!起きろ!スペックス!レース!ヘンリー!アルバート!エルマー!
新聞はほっといても売れやしないぞ!!